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外壁について 

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外壁について

外壁の役割

生活を風雨や紫外線、気候の変化など外的な刺激から守ることや地震、台風などの自然災害から生活を守るという重要な役割を持っています。

種類と特徴

1. 窯業系サイディング(ようぎょうけい)

セメント質と繊維質などの原料を板状に形成した外壁材。コスト・機能性・デザイン性など、外壁材として総合的に優れていることから、現在の木造住宅では7割以上の方が採用されています。

 

デザインが圧倒的に豊富
コストパフォーマンスが高い (他の外壁材と比べ安価で性能高い)
定期的なメンテナンスが必要
  
10年を経過した頃から表面の塗装や継ぎ目に使用するコーキング剤に劣化が見られることが多い。サイディングが吸水すると雨漏りの原因となる膨れ、割れ、反りが生じます。塗装面を手で触って白い粉が付くときには再塗装が必要です。
また無塗装品を用いてフッ素系、セラミック系塗装をすると長持ちします。

2. 金属サイディング 

金属板と断熱材によって構成された外壁材で、窯業系サイディングと比べると、初期コストは掛かってしまうが、高い機能性やスタイリッシュなデザイン性が支持され、最近採用する方が増えています。

 

断熱性が高い
耐震性に優れている
寒冷地では凍害を防ぐことができる
金属ならではの質感、様々なデザインや機能性がある
素材がデリケート
表面が薄い素材のため少しの衝撃で凹んだり傷がつきやすい
サビが発生しやすい
酸性雨、塩害被害を受けやすい
赤錆、穴あき 10年保証

3. 塗り壁 

塗り壁とは左官職人が、土やセメントを水や糊などで配合させた泥状の物を壁に塗り付け硬化させる仕上げです。
塗り壁には工業製品では出せない質感や無限の表現ができる。そして、継ぎ目の無い一体の美しい外壁は塗り壁だけの特権です。
天然素材である
無機系は経年劣化しにくい
クラック(ヒビ割れ)が起こりやすい、汚れが目立ちやすい
最近では改善された商品が出てきている
コストがサイディングよりやや高くなる

4.ALC

ALCとは気泡コンクリートと呼ばれる特殊コンクリートの一種で、中には鉄筋と共に気泡が入っているため、通常のコンクリートよりも軽くて機能性に優れた外壁材です。ヘーベルハウス(軽量鉄骨造)が採用していることでも有名。
耐久性、断熱性、遮音性、防火性などの機能性が総合的に高い
他の外壁材と比べると高価
吸水性が高い 
内部に水が侵入すると内部凍結を起こし膨張、ひび割れし耐久性が低下するので防水性の高い塗料を選択する必要がある

5.羽目板 

主に国産スギの赤身を使用します。
羽目板の外壁の家は田舎の方に行くと良くありますが、日本家屋のたたずまいは情緒溢れます
調湿性に富んでいる
天然素材であるため人々や環境にやさしい
キシラデコールなどの保護塗料が必須
定期的なメンテナンスが必要 (目安としては、3~5年になります)
そうすることで長期間耐久性を保てます
しかしメンテナンスが大変なのでアクセントとして使用するといいかもしれません

それぞれの外壁材にはメリット、デメリットがあるので、どの材料を使うか迷ったときは、
「外観の好み」、「金額」、「メンテナンス」
この3つを基準にして選ぶと失敗することが少なくなります。

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